ラストスパートです(その弐)


現地時間23日23時。



ウリッセとカミッロは

並んで丸くなって眠ってしまいました。

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猫や犬とは暮らしたことがなかったので、

飼っている人の気持ちが少し分かった気がしました。


でも私は飼わないな、しばらくは。


人の心を和ませてくれるもの、

一方で、

現代社会の人間関係の難しさを象徴している気がして、

あまり“愛玩動物”(という言葉も嫌いだけど)は好きじゃないのです。


でも、人は彼らを必要としているのも事実・・・。




そんなことはさておき、

ドキドキの出発です。

駅まではデージが車で送ってくれました。


「プラットホームは行きはこっちで、帰りはあっちだからね」

・・・そういうことくらいは分かるんだよな。

問題はそこではなく、イタリア語なんだよー(涙)。


覚悟を決めていざ、チケットを買いにバールへ。


・・・イタリア人に、イタリア語が通じた!(涙)

(ちなみにデージもイタリア人である)


そして駅の待合室でチケットに刻印しなきゃいけないんだよな。

この前、デージと一緒に電車に乗ったから分かるの。

この機械でね、・・・あれ???


前回とは違い、機械に何の文字も表示されていない。

いやな予感。

チケットを入れてみる。

反応なし。


・・・私の心にも雨がざんざか降ってきた。


待合室には若い男性が2人。

どうしようもないので声をかける。


「これ、ダメ?」

・・・イタリア語かどうか微妙だが、伝わったようで、

その男性も機械にチケットを入れてみてくれたんだけど

やっぱりダメ。

でも「フィレンツェで係りの人に言えば大丈夫だ」と言う。


そんな・・・。私にはそんなことを言えるイタリア語はないぞ。


するともう1人の男性が、

「向こうにも(機械が)あるから大丈夫だよ」と

向こうのプラットホームの機械まで線路をまたいで(!)

刻印してきてくれた。

(線路からプラットホームの高さが50センチくらいしかないのよ)


黄色い箱みたいなものが刻印する機械。

これがその向こう側の私を救った機械である。

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なんて優しいんだろう!!

「ありがとう、千くらい!!!」とお礼を言って(mille、ね)

やっと電車に乗ることができました。



・・・もうこれで私の1人フィレンツェは終わってもいいくらいでしょ?


でも続きます。



フィレンツェに着いて、

まず“Museo dell' Opera del Duomo(ドゥオーモの付属博物館)”に行きました。


そうしたらどうも無料じゃないらしいの!!

でもせっかくなので観てきました。

チケットを買うときに

例によって大したやり取りはしていないんだけど、

係りのお兄さんが「イタリア語、話せるの?」と私に聞く。

「ちょっとね★」と言ってチャオしたんだけど、

観光客が多い街だから、ここでは共通語が英語らしい。


だからといって、英語も堪能ではないので、同じだ!

イタリア語を使う頭になってるので、

とっさに英語も出ない。もちろんイタリア語も出ない。

何も出なーーーーーい!!!


・・・まあ、いいや。


美術館・博物館って不思議だよなぁ。

人の感覚と想像力を試すところだね。

単純にその作品、展示物が素晴らしいという場合もある。

そして色々な経緯を知ることによって、

「これはこうだったからこんな形になって、

 あれはこの時代を反映しているんだなぁ」とか感じるわけでしょ。

決められた楽しみ方はないんだから、

作品が素晴らしいとか思わなくたっていい。

この雰囲気が好きだ、とか

この場所が好きだ、とか。


観光の人は写真を撮るのに夢中になりがちだけど、

ファインダー越しにではなくて

きちんと作品をみたいものである。

(でも私も証拠写真はたくさん撮りました)


自分は絵を描くので

やっぱり絵が気になるなぁ。

この絵をどうやって描いたのか、

どのくらい費やしたのか、気になる。

たまに粘土で遊んだりもするので、

色々な像も気になるし、

でも一番は細々したものね★彫金とか・・・。

細々したの大好き★★

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細かいーーーー★★★

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米粒に絵を描く人になりたいくらいだ!



ま、そんなわけで、次。

“Palazzo Medici Riccardi e Cappella dei Magi(メディチ家の礼拝堂)”へ。



・・・え、ちょうどその目の前に人だかりが。

なぜかたくさん警察の人もいる・・・。

垂れ幕のようなものに大きく何か書かれている。

・・・読めないし分からない。

どうも肌の色が濃い人が多い気がする・・・。

何だろう、何だろう・・・。


とりあえず入り口まで行ってみるものの、

閉まっているんだか開いているんだか分からない。

でもこの集まっている人たちが

何かを聞いていい人たちなのかどうかも分からない。


よくよく見ていると

警察の人に何か尋ねている観光客らしき人あり。

その観光客はメディチ家に行きたかったんだと私は思う。

でも警察の人と話した後、引き返していた。


・・・よし、私も引き返そう。

(なんとなく敗北感あり)




雨はやまない。


観光できている日本の人ともすれ違う。

「なんで、雨なのよー」と言っている。

・・・気持ちは分かるけど、雨なんだよ。




私の計画ではこの2つの場所を回ったら終わりだった。

・・・のに、1つは諦めた。

・・・から、時間が余った。

デージは約束の時間に迎えに来てくれるのだ。


だからもう少しどこかを観ていこうかなぁ・・・

なんて思っていたら、

もう駅を目指さなくちゃいけない時間!

駅はどこだ!?


よく歩き回りました・・・。

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迷子とも言う・・・。



そして計画通りの電車に乗り、

イタリア語ができないながらも席を譲ったり

(ボディランゲージはやっぱり上達した)、

ドキドキするけど、

やっぱり人とコミュニケーションを取ることが

一番面白い気がしたなぁ。

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着きました、リニャーノ駅。




はい、私のあわただしい一日でした。




明日は晴れていたらメルカートに行く約束です。

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